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英語絵本の読み聞かせがもたらす9つのメリット

本記事は、英語絵本の読み聞かせがもたらす9つのメリットについてご紹介しようと思います。


私は長男が2歳のときから英語絵本の読み聞かせを始めて、5年が経ちました。
毎晩3冊欠かさず読み聞かせることをルールにして続けています。


なぜこんなに続けられているかというと
とにかくメリットがたくさんあるから
この理由に尽きます。


しかもこのメリット、
子どもにはもちろんですが、読み聞かせる大人にもたくさんあるんです

私が英語絵本の読み聞かせに夢中になっているのは、
子どものためであるのと同時に自分自身のためだからです。



本記事では
読み聞かせ歴4年の私が考える
英語絵本の読み聞かせがもたらす9つのメリット
についてご紹介しようと思います。

前半は子どものメリット5つ、後半は大人のメリット4つをご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ
  • おうち英語を検討中
  • 英語絵本の読み聞かせに興味がある
  • 子育てしながら自身の英語学習に取り組みたい
  • 英語多読に興味がある
  • 英語絵本の読み聞かせのメリットが知りたい
目次

英語絵本の読み聞かせがもたらすメリット【子ども編】

メリット① 質のいい英語のシャワーを浴びる=語彙力を高める

よく、子どもの言葉の発達のために親はできるだけたくさんの語りかけや絵本の読み聞かせなどを通して、言葉のシャワーを浴びせるのがいいなんて言いますよね。

英語でもそれは同じで
英語の発達のため、語彙力を高めるためにはたくさんの英語の言葉のシャワーを浴びるべきというのはみなさん異論はないと思います。


さて英語のシャワーには、海外のアニメだったり、ペンでなぞると音声が流れる英語教材だったり、はたまた習い事としての週に1回の英会話教室だったりといろいろな手段があると思います。
どれも、英語に触れる貴重な機会なのは確かです。

しかし、母親あるいは父親によるシャワーはちょっと質が違うのかなと私は感じます。
それは日本語の語りかけや絵本の読み聞かせと同じで、親子のコミュニケーションのひとつであるからこそ大きな意味があると思うのです。


子どもは、親の声に安心して、そして興味をそそられるものです。
ぜひ、質のいい英語のシャワーをたくさんかけてあげてください。
(私は語りかけができる英語力は持ち合わせていないので、読み聞かせ専門です)

子どもたちはスポンジのようにそれをぐんぐん吸収して、語彙をインプットしていきます。

メリット② 海外の文化・価値観に触れる

読み聞かせでたくさんの英語をインプットするのが一番の目的でありメリットではありますが、
私が次に大きなメリットだと感じているのは、英語の絵本の読み聞かせによってさまざまな文化や価値観に触れられるという点です。

私はアメリカ在住なのでアメリカ人作家の絵本を読む機会が多いですが、一言にアメリカ人といっても様々な国をルーツに持つ著者がいて、それは絵本にも反映されているなと感じることがあります。

登場人物の人種がさまざまなのもアメリカの絵本ならではかもしれません。
学校が舞台のストーリーなら、いろんな人種の子どもたちが出てくるのが当たり前です。それが擬人化された動物であっても、毛色の違いなどで必ず多様性が表現されています。
多様性をみとめるのは個性を尊重することでもありますが、アメリカの絵本を読んでいるとこのメッセージはどんな作品にも貫かれていて、何度も何度も遭遇します。
子どもたちは、グローバル社会で不可欠なこの感覚を絵本を通して身につけていのるかもしれません。

メリット③ 集中力が鍛えられる

我が家は、英語の絵本を毎晩寝る前に3冊読み聞かせています。
それと同時に、日本語の絵本も3冊読み聞かせています。

合計6冊、時間にして1時間ほどの時間を毎晩読み聞かせに費やしているんです。


読み聞かせる親にとってそれは忍耐のいることですが(^_^;)、
小さな子どもにとっても1時間、静かに絵本に集中するというのはなかなか大変なことだと思います。

ですが我が家は子どもが小さいうちから寝る前の読み聞かせが習慣化していたおかげで、6歳長男と5歳次男のふたりとも、絵本に1時間集中することは特に苦ではない様子です。


もちろん子どもですから、その日の気分や体調によってはいつものように静かに聞けないこともありますが。
そんな時に親ができるのは、それでも日々の決まった読み聞かせを淡々とこなすことです。
どんな時でも自力で集中する努力をさせることで、集中力が鍛えられるのかなと思うのです。

メリット④ 本が好きになる=読書能力を高める

私は本格的に読み聞かせを始めた当初から、子どもたちに読書好きになってもらうことがひとつの目標でした。

我が家の子どもたちは現在6歳と5歳なので、まだしばらくは読み聞かせを続けるつもりですが、いずれはやめる日がくるでしょう…
(今から寂しいです、自分が楽しんでいるだけに…)

その時に
子どもが自分で英語と日本語両方の本が読めて、そして何より読書が好きであって欲しい、
言い換えれば、高い読書能力を身につけて欲しいと思っています。


今のところ、子どもたちは絵本が大好きです。
毎晩の読み聞かせをとても楽しみにしていますし、好きな絵本を自分で読んだりもしています。
このまま、どんどん読書能力を伸ばしていけたらなと思っています。

メリット⑤ 情緒を育てる

読み聞かせの脳科学的な研究によると、
読み聞かせをしているときに子どもの脳内では、喜怒哀楽をつかさどる大脳辺縁系という場所が活発に働いていることがわかりました。

この部位は、研究者である泰羅 雅登氏の表現を借りると「心の脳」と呼ばれる部分だそうです。

読み聞かせでこの「心の脳」を活性化することで、
「うれしい」ことを「うれしい」、「悲しい」ことを「悲しい」といったように喜怒哀楽を感じる情緒が育つんだそうです。
そしてそれは、うれしいときに「もっとやりたい」、そして悲しいときには「もうやめよう」など、自分で意思決定するための土台となる大切な感覚でもあります。

読み聞かせは子どもの情緒を育てて
そしてそれは子どもがたくましく生きていくためのいしずえになります

英語絵本の読み聞かせがもたらすメリット【大人編】

メリット⑥ 子育てと英語学習の両立

英語絵本の読み聞かせにおいて、大人にとっての最大のメリットは
子育てをしながら効率よく英語学習ができるという点です。


私は年子の男の子ふたりを育てる主婦です。
子どもたちが3〜4歳になるまではふたりに手がかかりきりで、自分の時間なんてほとんどありませんでした。
英語の勉強はしたいと思いつつ、現実は少しでも時間があれば迷わず睡眠を選ぶほど子育てで精一杯の毎日でした。

子どもの成長がうれしい反面、
自分の時間が失われたような感覚はなんとも説明し難い、辛いものがありました。


それが、
子どもの読み聞かせに英語の絵本を取り入れてからは
大げさですが世界が変わった気分でした。


子育てをしながら同時に英語の勉強にもなって、
しかもそれが机に向かうでもなくただ親子で絵本を楽しむ時間なんですよ。

子育て中の人が英語学習をするのに、こんなに効率のいい方法はほかにないのでは??と思ってしまいます。


子育てと自分自身の英語学習の両立
これが私にとって英語絵本読み聞かせの最大のメリットなのは間違いありません。


メリット⑦ 英語を英語のまま読めるようになる

みなさんは、英語学習で多読とか音読を試してみたことはありますか?

これが、絶大な効果があるんです。
と言いつつ、私もそれに気がついたのは子どもが生まれて英語絵本の読み聞かせを始めてからなのですが。(30代でやっと気がつきました…)

というのも、この多読や音読って、日本の英語教育を受けてきた私たちにはとっつきにくいんですよね。私もこれまで何度か挑戦して、結局長続きせず失敗に終わった経験があります。


今ならなぜ失敗したのかわかります。
それは、やり方を間違っていたからです


英語の多読、音読は頭の中で日本語訳をしないのが鉄則です。返し読みなんてもってのほかです。
でもそれが、日本の英語教育が染み付いてしまっていると難しいんですよね。


私が英語の絵本が多読・音読に向いているなと思うのは、そこに絵があるからです。
絵のおかげで、頭の中で日本語に訳してしまうクセが自然と回避できるんですよね。
そして気づけば、日本語訳などせずに自然と英語を読めるようになっているはずです。



英語を英語のまま読めるというのは英語を学ぶ上でとても大きな変化です。
根本から覆されるほどの変化といっても言い過ぎじゃないかもしれません。
私にとってはそのくらいの革命でした。

私は以前、英検準1級を腕試しに受けてみましたが、長文読解問題は自分でも驚くほどすらすら解けました。
難しく考えず、英語をそのまま読めるようになっていたからです。
多読・音読の効果を実感したのは言うまでもありません。



【2ヶ月で英検準1級に合格したときの勉強法はこちらの記事をどうぞ】

メリット⑧ 英会話力がアップする

毎日読み聞かせを続けていると、文章がテンポよく、そしてリズミカルに読めるようになります。

具体的には、私は読み聞かせを始めてから半年ほどで劇的に音読が上手くなりました。(自分で言うのもなんですが…)

文章の区切り、抑揚などのリズム感が気づけば自然と身についていたので、以前よりナチュラルに話せるようになったと思います。

繰り返し読んだ絵本の中の表現がとっさに口から出て驚いたことも!

メリット⑨ ストレス解消・気分転換になる

英語絵本の読み聞かせのいいところは、机に向かうでもなく、また退屈な参考書を解くでもなく
ただ素晴らしい絵本の世界を楽しめるという点です。


私はアメリカの児童文学賞のひとつであり世界的にも権威のある、Caldecott Medal(コールデコット賞)を知ってからは受賞作品やオナー作品(毎年複数選ばれる名誉賞)をよく読むようになりました。
なぜ私がCaldecott Medal受賞作品が好きかというと、ハズレなしの名作ぞろいだからです。
(日本語訳されて、日本でも人気の絵本もたくさんあります)

そしてストーリーはさることながら、挿絵がとっても素晴らしいものばかりだからです。
(それもそのはず、Caldecott Medalは優れた挿絵の絵本に贈られる賞です)


目的は英語学習だとしても、せっかくですから世界の名作、素敵な挿絵の絵本を選んで読んでみてください。
ストレス解消・気分転換になりますよ


【Caldecott Medal(コールデコット賞)についてはこちらの記事をどうぞ】

【まとめ】英語絵本の読み聞かせ9つのメリット

英語絵本の読み聞かせがもたらす9つのメリットをご紹介しました。

英語絵本の読み聞かせがもたらすメリット【子ども編】
  • 質のいい英語のシャワーを浴びる=語彙力を高める
  • 海外の文化・価値観に触れる
  • 集中力が鍛えられる
  • 本が好きになる=読書能力を高める
  • 情緒を育てる
英語絵本の読み聞かせがもたらすメリット【大人編】
  • 子育てと英語学習の両立
  • 英語を英語のまま読めるようになる
  • 英会話力がアップする
  • ストレス解消・気分転換になる

子どもだけでなく、読み聞かせる側の大人にもたくさんのメリットがある英語絵本の読み聞かせ。

ぜひ、みなさんも試してみてくださいね!
ハマるとどんどん楽しくなりますよ(^_^)/



そして毎日読み聞かせを続けて半年後の劇的な変化をお楽しみに。

【読み聞かせを続けることで起こった変化(経験談)の記事はこちら】

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