こんにちは。
とつぜんですが、みなさんは毎日欠かさず続けていることって何かありますか?
私は毎晩、英語の絵本3冊の読み聞かせを欠かさず続けています。
ここ2年は、おそらく1日も休んでいません。(大晦日くらい休もうと思ったら、子どもたちに猛反対されて結局休まず読みました。笑)
英語の絵本の読み聞かせ…興味があるけど、毎日続けられる自信がない。。
そう思っている方はおそらく、自分とお子さんの英語力アップのために英語絵本の読み聞かせを取り入れてみたいと考えているのでしょう。
でも躊躇するのは、以下のような理由ではないでしょうか。
- 三日坊主の私ができる気がしない…
- 子どもが英語の絵本に集中できるのか疑問
- 英語の絵本、どれを選べばいいの?
結論から言ってしまいますが
これらの問題はすべて、ちょっとした工夫や発想の転換で解決できるんですよ。
今回はまず、最初にして最大の難関
「毎日の読み聞かせを継続するコツ」
を、私の経験をもとにご紹介したいと思います。
本記事がみなさんにとって、英語絵本の読み聞かせ第一歩を踏み出すきっかけになればと思います!
【ステップ1】読み聞かせのメリットを自分主体で考える
英語絵本の読み聞かせを始めるその前に。
まずは、読み聞かせを続けることで一体どんなメリットがあるのかを考えてみてください。
見切り発車はたいへん危険です。(失敗の可能性大)
最初に読み聞かせで得られるメリットを確認してから、スタートを切ってくださいね。
ところでみなさんは、
新しいことにチャレンジしたものの、三日坊主ですぐに挫折した経験ってありますか?
私はあります。それも、一度や二度ではありません(^_^;)
振り返ってみると、そういうときって大抵、継続した先の未来がきちんとイメージできていない時だと思いませんか?
人間、やみくもに努力を続けるってなかなかできることじゃないですもんね。
では、もしきちんとその先が想像できたならどうですか?
英語絵本の読み聞かせなら、子どもと自身の英語力が着実にアップしていく未来をイメージできるとしたら?
私の経験をお話しします。
私は読み聞かせを始めた当初、英会話はおろか、英文を読むことすらまともにできない主婦でした。謙遜ではありません。本当に話せませんし読めませんでした。
そんな私が、英語絵本の読み聞かせを始めたのは5年前のこと。(2022年1月現在)
当時アメリカのプリスクールに通い始めたばかりの長男が英語で苦労していたので、何かできることはないかと考えて英語の絵本を購入したのがはじまりです。
初めての絵本は、本ブログでも紹介したこちらです。
三日坊主の私が続けられた理由はこうです。
息子のための読み聞かせだけど、これは同時に自分の英語学習にもなるな…と。
自分のためにもなるなんて、そんな一石二鳥なことはないぞと。
しかも始めるなら、息子の英語力も自分と同じく低い今しかないなと。
これでスイッチが入りました。
そうです。ポイントは、自分自身のメリットを意識したことです。
私は、子どもたちと一緒に英語をマスターしていく自分自身の未来をイメージしたことが、継続のモチベーションになりました。
ちなみに、実際に5年間毎日読み聞かせを続けたことで得られた成果はこちらです。
- (私)2年後に英検準1級に一発合格(3級からのジャンプアップ)
- (私)音読が得意になったことで、英会話力がアップしたのを実感
- (私)自然とリスニング力もアップした
- 現地校小学2年生の長男は現在5年生レベルのリーディング力。学校では1年生の頃からリーディングの成績優秀者を集めた選抜クラスに在籍
- 子どもが読書好きになり、自分から本を読むようになった(英語日本語問わず)
いかがですか?
英語が苦手だった私が毎日たった3冊の絵本の読み聞かせを続けた先の未来です。
後半は子どもたちの成果ですが、とにかく自分がどんどん成長しているのを実感できたのが嬉しかったですね。
私は、英検受験前に2ヶ月ほど試験対策こそしましたが、それ以外の英語学習はたまに受講するオンライン英会話レッスンくらいです。(これは英検合格後で、コロナ禍の息抜きとして始めました)
今の私の英語力は、ほぼ読み聞かせのおかげだと思っています。
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お子さんのためというのももちろん継続のモチベーションのひとつなのは間違いありませんが、ここはぜひ自分自身の英語力アップをメインに考えてみてくださいね。
そのほうがもっと強い原動力になります!!
- 継続した先の未来をしっかりイメージしてから始めること
- 自分自身のメリット、英語力向上を意識すると効果抜群!!
ここからは、実際に継続するためのコツをご紹介します。
【ステップ2】継続するためのコツは自分のルールを決めて、守ること
しっかりと未来を想像して目標を持ったところで、実際に継続するためのコツをご紹介します。
それはずばり、ルールを決めることです。
ルールといっても、難しいルールは必要ありません。シンプルでいいんです。
私のルールはたったこれだけ。
- 「1日3冊を毎日必ず読む」
このシンプルなルールを、ただただ守りました。
忙しくても疲れていても、どんな形でもやれればOK。
1日何冊読むかを決めたら、まずはそれを3ヶ月続けてみてください。
(冊数をルールにする理由は後述します)
私の経験上、習慣化するまでの3ヶ月くらいの期間は面倒だな、休みたいな…と思う日が何度も訪れます。
私も、正直何度も挫折しかけました。毎日3冊、たったこれだけのことが辛いんですよねぇ。そしてこれだけだからこそ、1日くらい休んでもいいやって気持ちにもなってしまうんです…(^_^;)
でも必ず、自分の決めたルールを守るのが挫折しないコツです。
とにかく、がんばってください!!!
この3ヶ月で目指すべきは、習慣化。
英語学習のことはまだ深く考えず、とにかくノルマをこなすことだけに集中してみてください。
なんとか最初の3ヶ月を耐えられればもう大丈夫。習慣化は成功です。
子どもたちにとっても英語絵本は習慣となっているはずなので、きっとあなたの読み聞かせを休ませてはくれなくなるでしょう。(我が家がそうです😅)
さてここで、冊数をルールにおすすめする理由についてですが
まずひとつ目は、ルールの守りやすさです。
3冊なら何でもいいことにするんです。
そして、疲れているときは3冊の中に短い絵本を1〜2冊選んだり
疲れているわけではないけど早く終わらせたい場合は、読み慣れた絵本を選んでスピードを上げて読んだりするんです。
冊数ルールのいいところは、こんな感じで状況に合わせてコントロールしやすいんですね。これが、たとえば読む絵本が決まっていたり、時間が決まっていたりしたら億劫になってしまうこともあるのかなと思います。
ふたつ目は前述の理由に付随しますが、
たまに昔のやさしい絵本を読み返したり、いつもよりスピードをあげて読むことが効果絶大の復習、練習になるんです。
これは私だけでなく、子どもたちにも新しい気づきをもたらします。
特に、スピードを上げて読むのはいい練習になるのでぜひともやってみて欲しいと思います。少し前に苦労して読んでいたはずの絵本が、いつの間にか自分でも驚くほどスラスラ読めるようになっていて嬉しくなるはずです。
- 読み聞かせのルールを決めて、それだけは守る!→3ヶ月で習慣化が目標
- ルールは1日の冊数を決めるのがおすすめ!(3冊くらいが無理のない量です)
- たまに昔の絵本を読み返したり、読み慣れた絵本をスピードを上げて読む →効果絶大の練習!
【ステップ3】読み聞かせを楽しむための絵本選び
無事、読み聞かせが習慣化したら
あとは英語絵本の読み聞かせをとにかく楽しむことが長く続けるためのコツです。
絵本選びこそ読み聞かせの醍醐味
今は海外からわざわざ取り寄せずともAmazonでかんたんに、しかもそれほど割高感なく英語絵本が手に入るのがいいですね。
またAmazonのリーディングガイドは、レベル別で絵本を探すことができるので絵本選びにとにかく便利なのでおすすめです。
※リーディングガイド活用方法はこちらの記事でも取り上げたのでぜひご覧ください
私は、絵本選びこそ読み聞かせの醍醐味だと思っているほど、とにかく絵本を選ぶ時間が大好きです。
長く愛されてきた定番の名作から最近の売れっ子作家さんの新作まで、膨大な数の絵本の中から自分が読み聞かせたい絵本を選ぶ幸せ…
いい絵本に出会えた時の喜びはひとしおです!
でも、最初はどれを選んでいいのかわからないですよね。
そんな方に、読み聞かせ入門に特におすすめの絵本をいくつか紹介します。
どれも間違いなしのおすすめ絵本です♪
迷ったらこれ!赤ちゃん〜幼稚園児向けの絵本 3選
私が始めた当初は子どもたちが2歳と1歳だったので、
最初は赤ちゃん向けの易しい絵本をたくさん読みました。
お子さんがまだ小さいなら、次の3冊は入門として特におすすめです。
『Opposites』
『Opposites』
タイトルの通り対義語の絵本で、1単語ずつが登場するので誰でも読めるレベルです。
かわいい絵で視覚的に実用的な対義語が学べます。
『Blue Hat, Green Hat』
『Blue Hat, Green Hat』
こちらは色の絵本。
「青の」「帽子」のように、色と身の回りの物がセットになった2単語が登場します。
『Moo, Baa, Lalala!』
『Moo, Baa, Lalala!』
子どもが大好き、動物の鳴き声の絵本。
“A cow says Moo.” のような簡単な文章が登場しますが、難しい言い回しなどはないので初心者でも大丈夫。
日本語の表現とは違う動物の鳴き声が面白いのか、子どもたちには大ウケでした。
アメリカで大人気のSandra Boyntonの絵本は、子どもたちが気に入って何度も読んだ絵本です。
3冊のレベルには大差はありませんが、
Opposite→Blue Hat, Green Hat→Moo, Baa, Lalala!の順番にレベルアップします。
迷ったらこれ!幼稚園〜小学校低学年向けの絵本 3選
赤ちゃん向けの絵本だと物足りない年齢の子におすすめの絵本をいくつかご紹介します。
どれも、アメリカの小学校低学年(5〜6歳くらい)がリーディングの練習として読むレベルの絵本です。
『Go, Dog. Go!』
Beginner Books(R)シリーズの絵本はどれも、小学校に入学して本格的にリーディングの勉強を始める子どもたちが挑戦するのにぴったりのレベルです。
『Go, Dog. Go!』
難しい単語や言い回しが一切なく、とにかくテンポがいい絵本。
アメリカでロングセラーのビギナー向け絵本です。
72ページとなかなかのボリュームながら、実際の単語数は少ないのでサクサク読めます。
繰り返しも多くて、口の筋肉を英語に慣らすのにはぴったりで特におすすめです。
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』
Beginner Books(R)シリーズの絵本からもう1冊。
アメリカで誰もが知る絵本作家Dr. Seuss(ドクタースース)の絵本です。
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』
こちらも72ページと大ボリュームですが、慣れると気持ちがいいくらいサクサク読めます。
ドクタースースの絵本は韻が多用されているのも特徴のひとつ。
この韻は英語を読むのにとても大切な要素なので、ぜひこの絵本で慣れてみてください。
独特なイラストと世界観は子どもたちにウケること間違いなしです。
『An Elephant & Piggie』シリーズ
最後のおすすめは、アメリカで大人気の絵本作家Mo Willemsの『An Elephant & Piggie』シリーズです。
こちらは当ブログでもしつこいくらいにおすすめしている、我が家が一番ハマった初心者向けの絵本。
お友達に「おうち英語におすすめのシリーズ絵本は?」と聞かれたら迷わずこれをオススメしますね。
『Biggie Vol.1』は、全25冊のうちの5冊分が収録されたお得な1冊です。
『An Elephant & Piggie』シリーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
この絵本の特徴は、ふきだしによる会話形式というところです。
実用的な会話表現が読み聞かせで身につけられるし、会話文はシンプルで易しいので初心者にぴったり。
慣れると、親子やきょうだいでキャラクターを分担して読み合ったりもできます。
【まとめ】毎日の読み聞かせを続けるための簡単!3ステップ
「毎日の英語絵本読み聞かせを継続するコツ」についてご紹介しました。
以下の3ステップですすめてみてくださいね。
- 読み聞かせのメリットを、自分主体で考えてみる →継続のモチベーションになる
- 継続のコツはシンプルなルールを決めて、守ること →私の場合は「1日3冊を毎日必ず読む」
- 読み聞かせを楽しむために自分に合った絵本選びをする
絵本選びはAmazonのリーディングガイドの活用がおすすめです。
以下の記事で詳しく解説しています。
読み聞かせの継続が成功しますように!
(2022年1月加筆修正しました)
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