今回ご紹介する絵本は日本でもお馴染みの絵本『Where The Wild Things Are』です。
(邦題は『かいじゅうたちのいるところ』)
こちらの絵本は1963年初版、そしてThe Caldecott Medal(コールデコット賞)を受賞したベストセラー絵本です。コールデコット賞とは、アメリカの児童図書館協会が同国でその年に出版された最も優れた子ども向けの絵本に対しておくられる賞。
受賞した絵本にはこのようにメダルシールが貼られています。
コールデコット賞についてはこちらで詳しく解説しています
著者のMaurice Sendak氏は本作のコールデコット賞をはじめ、数々の絵本で賞を受賞したアメリカを代表する絵本作家のひとりです。
『Where The Wild Things Are』あらすじ
ある晩、マックスはかいじゅうの着ぐるみを着て大暴れ。
いたずらをやめないマックスに、ママは夜ごはん抜きで部屋に戻るよう命じられます。
すると、部屋にはみるみる木が生い茂り、海があらわれ、そこにはボートが。
マックスは船に乗り込み、
そしてたどり着いた先にはWhere the wild things are、かいじゅうたちのいるところ。
そこでマックスはかいじゅうたちの王様になるのですが…
『Where The Wild Things Are』おすすめポイント
こちらの絵本は長い間アメリカでベストセラーの絵本であり続けるのも納得の、文句なしのすてきな絵本です。
独特なイラストと世界観は子どもの想像力をかきたてますし、何度読んでも不思議と飽きません。
それからこれは読み聞かせで重要なポイントですが、音読したときの心地よさがこの絵本にはあるんですね。
英語の絵本は繰り返しや韻、リズムが多用されるのが特徴ですが、本作にもその心地よい韻やリズムが登場します。何度も読みたくなるのはそのせいかもしれません。
日本語訳でもお馴染みの作品なので、ぜひ原典と読み比べしてみてくださいね。
読み比べはいろんな発見があって英語学習にもおすすめです♪
『Where The Wild Things Are』リーディングレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 AD740L
対象年齢:4〜7歳
Lexile指数についてはこちらをどうぞ
『Where The Wild Things Are』まとめ
タイトル | 『Where The Wild Things Are』 |
著者 | Maurice Sendak |
本の長さ | 48ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 AD740L |
対象年齢 | 4〜7歳 |
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