「ピアノを習うと、英語をはじめとする第二言語の習得が得意になる」
というのをみなさんは聞いたことがありますか?
音楽と言語習得
この一見別モノのスキルに思えるふたつですが、さまざまな研究から実はとても深い関連があるということが明らかにされています。
一例を挙げると…
北京師範大学のYun Nanらの研究(2018)では、幼児期にピアノのレッスンを受けた子どもたちは子音の違いをを聞き分ける能力に長けているということが明らかになりました。
(参考:https://www.pnas.org/doi/abs/10.1073/pnas.1808412115)
確かにピアノも英語も、どちらも耳で「聴く/聞く」ことが鍵ですよね。
ところで今日は息子たちのピアノのレッスンの日だったんですが
「自分の演奏をよく耳で聴いて」
と、毎度のことながら先生に口すっぱくアドバイスを受けていました。
私自身は幼少期にピアノを習っていた経験者なのですが、
レッスンがあまりにも大昔すぎて全然記憶になく…
子どもの頃にこんなに耳で聴くように注意されていたっけ?とハッとしました。
ピアノの演奏、というと手指のテクニックさえつければ弾けるようになりそうなものですが(もちろんテクニックも大切ですが)それと同じくらい、耳を鍛える必要があったんだと改めて気付かされました。
ピアノに限ったことではありませんが、楽器を演奏するためには単に音程だけじゃなくてハーモニー、タッチによる音色の違い、そして微妙な間合い、テンポ感、強弱、フレーズ感など…
考えてみると相当緻密なニュアンスの違いを自分の耳を駆使して聞き分けて、そして自分の手で再現(演奏)しなければいけません。
耳が鍛えられるのは当然といえば当然です。
で、気になるそんな私の英語力ですが……
前置きが長くなってしまいました
ここから本題です
さて本記事では
ピアノを習うと英語力が上がるのか?
そんな疑問を、
- ピアノ経験者で現在英語に再チャレンジ中の30代主婦(※学生時代は英語嫌いで苦手)
- 現在ピアノを習っていてバイリンガル教育を受ける息子
の経験をもとに、徹底検証したいと思います。
本記事は前編【ピアノ経験者で30代主婦の私が英語に再チャレンジした場合】です。
後編はこちらの記事をご覧ください
何よりもまず「ピアノ経験者のクセに英語苦手だったの?」という私への痛いツッコミはご容赦いただき…
学生時代の英語嫌いを克服するべく、一念発起して英語に取り掛かってみたらどうだったか?という経験談をお伝えできればと思います。
5歳からピアノを習う長男、そして4歳から習う次男についても、これはピアノを習っているおかげなのでは?と思うことがいろいろあるので後編でご紹介しようと思います。
- ピアノを習うと英語力が上がる?その真相が知りたい人
- ピアノ経験者が大人になって英語を学習するとどうなるか?知りたい人
- ピアノ経験者におすすめの英語学習ほうが知りたい人
- お子さんにピアノと英語の習い事を検討中の人
ピアノ経験者が大人になって英語に再チャレンジ
まずはピアノを子どもの頃に習い事として経験して、大人になって英語学習に取りかかった私の場合をご紹介します。
ピアノは4歳から高校を卒業するまで習っていました。
音楽の道を志していたわけではなく、あくまで習い事のひとつとしてピアノをしていました。
好きだったので細く長く続いて、高校生の頃にはベートーヴェンのソナタあたりまで進みました。
しかし英語はというと、学生時代は一番苦手な科目でした。
英単語を覚えるのは大変だし、長文をひたすら読み解く英語の授業は苦痛でしかなく、どうしても好きになれませんでした。
そんな私が、夫の駐在で思いがけず海外生活することになりました。
そしてアメリカでふたりの男の子を出産し、海外で子育てをすることに…。
さすがに英語が苦手なんて言ってられない状況の中、
私が始めたのは「英語の絵本の読み聞かせ」でした。
「英語絵本の読み聞かせ」で気づいた、ピアノと英語の驚くべき共通点
読み聞かせとピアノ演奏って似てる!?
さて、始めた当初は1文を流暢に読むことさえ困難だった私ですが
下手くそながらも毎日の読み聞かせを続けました。
毎日たった3冊という自分で決めたルールを地道に続けるうちに、だんだんと変化が起こりました。
そして、ある決定的なことに気がつきました。
言語(英語)と音楽って同じなんだと。
私は日本の典型的な英語教育を受けてきたので、英語といえば長文を黙読して解いたり書いたりする勉強、という感覚がとても強くありました。
しかし子どもたちへの読み聞かせを始めて、声に出して英語を読むようになってハッとしました。
英語の読み聞かせをしているときの感覚が、
楽譜を読みながらピアノを演奏するときと同じだったんです。
それまで黙読することでは気づかなかった英文のフレーズやアクセント、強調するべきパート、抑揚などが、音読することで手にとるようにわかるようになったのです。
そしてさらに、フレーズや抑揚などがわかるということが、英語を理解することと同義だと気づいたんです。
英文のSVO(主語・述語・目的語)に印をつけたり、矢印をつけて返し読みをしたあの学習は一体なんだったのかと愕然としました。
私の英語力がその後飛躍的にアップしたのは、間違いなくこの気づきのおかげでした。
学校で学んできた英語は、言ってみれば演奏することなく楽譜を読んでああだ、こうだと曲について議論するようなものではないかと私は思います。
いくら楽典(音楽のルール)を勉強して楽譜が読めるようになっても、実際に演奏してみなければその音楽を理解するのって難しいんじゃないかなと思います。
同じように、英文法を勉強して文章が読めるようになっても、音読ができなければ本当の意味での英語の理解はできないんじゃないか?音読することではじめて気づくこともあるんじゃないか?
もちろん、文法や発音の細かい決まりごとなどはきちんと学ぶに越したことはありません。
私が言いたいのは、
- 実践練習である音読(ピアノでいうところの演奏)は勉強する上で一番大事だということ、
- そして実践はじつは、難しい文法やルールを理解する近道になるということ です。
もしあなたが音楽の経験者なら、読み聞かせをするうちにすぐにそのことに気がつくはずです。
多読音読はピアノの初見演奏にそっくり!?
私は毎日3冊の英語の絵本を読んでいますが、たった3冊といえど1ヶ月で90冊。
1年で1000冊以上の絵本を読むことになります。
もちろんそんなにたくさんの絵本を持っていませんから、同じ絵本を何度も読むことがあります。
それはそれでいい反復学習になっています。
でも、毎月10冊ほどは新しい本を購入しますし、図書館でもよく絵本を借ります。
私は新しい絵本を読むことを自分の英語学習のためにとても大切にしています。
それは、新しい絵本が瞬発力とスピードを鍛えるのにぴったりだからです。
我が家の子どもたちは絵本が大好きです。特に、新しい絵本を読む日は大喜び。
そんな子どもたちをがっかりさせないためにも、読み聞かせは毎回、神経を研ぎ澄ませて臨んでいました。
(読み聞かせ歴5年の今ではそんなことする必要もなくすらすら読めます)
新しい絵本を読むときにいつも感じていたのは
「これってまさに、ピアノの初見演奏だな」ということです。
初見演奏というのはピアノ演奏の訓練のひとつで、初めて目にする楽譜で演奏をすることです。
この初見演奏のとき、弾き手は今演奏しているところよりちょっと先を目で追いながら演奏をしています。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
目で読んでいる楽譜の箇所と実際に演奏している箇所にはちょっとズレがあるんです。
目で楽譜を先読みしながら、手指はちょっとおくれて演奏するんですね。
言葉にするとものすごい高度な技のようですが、実際には訓練次第で誰でも身につけられることです。
私が新しい絵本を読むときはまさに、この初見演奏のときのように目で先読みしながら口はちょっとおくれて音読をしています。
(きっと、母国語である日本語を読むときも実際はこうして読んでいるんだと思います)
多読音読を続けていると、この感覚がどういうことかきっと理解できると思います。
音楽の経験があって、初見演奏の訓練をしたことがある人ならなおさら、どういうことかわかるんじゃないかなと思います。
多読音読と初見演奏にはまだまだ共通点があります。
決して止まらないこと(わからない単語があっても立ち止まらないこと)
テンポを崩さないこと
単語ひとつひとつではなく、もうちょっと大きな文節で捉えながら読むこと
多読をするときにはこういうことに気をつけると効果的とされていますが、これはまさに初見演奏のルールそのものです。
もしあなたが初見演奏をしたことがあるなら、多読音読はすぐにコツが掴めるんじゃないかと思います。
初見演奏をしたことがない方も、
- 目はちょっと先読みしながら、口はちょっとおくれて音読する
- わからない単語があっても決して立ち止まらない
- テンポを崩さずどんどん読みすすめる
- 単語ひとつひとつを読むというより、文節を意識しながら読む
この4点に気をつけることで、多読音読がよりスムーズにできるようになると思います。
ピアノ経験者はコツコツタイプが多い=毎日の読み聞かせがそんなに苦にならない?
これはただの私の持論ですが、ピアノ経験者には毎日コツコツタイプが多いんじゃないかなと思います。
私は小さい頃は毎日30分、中学〜高校生の頃は30分〜1時間ほどピアノの練習をしていました。
気が乗らない日でもいつでも休まず練習することで、毎日の小さな達成感を味わっていたのかもしれません。そして、その日々の積み重ねが大きな成長になるという実体験のおかげか、ピアノをやめてからも割と何でも長続きするタイプです。
英語絵本の読み聞かせ、多読音読は、きっと日本の英語教育を受けてきた人にとってはとっつきにくく感じられるかもしれません。
ですが、急がば回れじゃありませんが、ぜひ音読の効果を実感できるまで一度続けてみてほしいなと思います。
これまでどうしてこんなに難しく考えていたんだろう?こういうことだったのか!
というところに辿り着くまでにちょっと時間はかかりますが、コツコツタイプのピアノ経験者の方なら難なく乗り越えられるかもしれません。
毎日の読み聞かせも、ピアノの練習のようなものです。
日々コツコツ練習を続けると、いつの間にか大きく成長しているのに気がつくはずですよ。
ピアノ経験者の30代主婦の英語学習
やったのは毎日3冊の「英語絵本の読み聞かせ」だけ
私が読み聞かせを始めたのは長男が2歳、次男が1歳のときでした。
もちろん自分の英語の勉強のために割く時間はなく、子どもたちのためにと始めたのが英語の絵本の読み聞かせでした。
始めた当初は赤ちゃん用の単語だけが出てくるような簡単な絵本でした。
(記念すべき1冊目の絵本は「Opposites」でした)
息子の成長とともに、絵本も少しずつステップアップしながら続けていきました。
当初は、発音が苦手な私なんかが読み聞かせをして子どもに悪影響があるのでは?と心配したりもしました。
その葛藤と、私の発音の変化についてはこちらの記事をどうぞ。
継続半年でブレイクスルーを体験【英語を英語のまま理解できた!】
当初は1文を読むのもままならないほどの私でしたが、少しずつですが英文が音読できるようになっていました。
そして半年を超えたあたりでブレイクスルーを体験しました。
英語を英語のまま読んで理解することができるようになりました。
これが、簡単なようでじつは難しいのです。
でもコツがあります。
コツはずばり、音読に集中することです。
イメージとしては、子どもたちの読み聞かせマシーンになる感じです(笑)
音読と同時に意味をとろうとすると、どうしても日本語変換してしまって失敗します。
とにかく無になって読み聞かせマシーンに徹していると、だんだん英語のまま理解するというのがどういうことかわかってきたから驚きです。
そして気づけば、根深い日本語変換のクセが直っていました。
そしていつの間にか、英語の苦手意識がなくなっていました。
継続2年で英検準1級合格
読み聞かせを続けて2年経った頃には、それなりに自信もついていました。
リスニングや英会話も以前と比べてレベルアップしている実感がありました。
そこで、腕試しに英検準1級に挑戦してみました。
結果は一発合格でした。
受験直前の2ヶ月は机に向かって勉強したとはいえ、
それまでやっていたのは毎日の英語絵本の読み聞かせだけです。
継続5年の今では、英語絵本の読み聞かせは趣味
読み聞かせを始めて5年経った今でも、毎日3冊の英語の絵本を読んでいます。
もはや趣味ですね。
なぜそんなに私がハマったのかと思い返すと、やっぱり
英語とピアノ(音楽)が似ている(というか同じ)
これが一番の理由だったんじゃないかなと思います。
英語は日本語と比べて韻をよく踏む言語ですが
絵本ではなおさら韻が多用されますし、リズム感があるものが多いです。
抑揚もしっかりとつけるのが英語という言語ですし、また英語には母音20と子音24のあわせて44もの音があります。
(日本語は母音5、子音16)
抑揚やリズム、発音に注意しながらひとつの物語を音読するのは私の中では音楽を演奏するような楽しさがありました。
ピアノ経験者が英語に再チャレンジした結果
私は「英語絵本の読み聞かせ」という方法で苦手な英語に再チャレンジした結果、
英検準1級に合格し、
日常の英会話に困ることもなくなり、
今では英語の苦手意識もなくなりました。
ピアノを習うと英語力が上がるのか?
ピアノ経験者の大人の場合は?
というのが本記事のテーマでした。
私の結論は、学習の仕方によっては英語力が上がる!です。
ピアノ経験者は
- 耳が鋭い
- 微妙な音の違いやニュアンスを再現するのが得意
- ピアノ演奏のようにテンポ感や抑揚をつけるのが得意
- 楽譜を読み慣れているので、英文を大きな文節に区切って読むのが得意
- 初見演奏の要領で音読するのが得意
以上のような理由で、音読を取り入れた学習をすると効果的なんじゃないかなと思いました。
私は英語が苦手でしたが、
声に出して読むという学習の方法を取り入れたとたん、一気に英語力がアップしました。
それはピアノの演奏と、英語の音読がとてもよく似ていたからで、
それに気づいたことで効率よく学習できたからでした。
よく考えたら、どちらも音を使って相手に伝える行為ですよね。
音読することで英語を英語のまま理解できるようになりましたし、
今までいまいちわからなかった文法などが不思議なほどわかるようにもなりました。
もしあなたが楽器の経験者で、でも英語苦手なんだけど?って方がいらっしゃったら
ぜひ楽器の演奏の要領で、英語の音読をやってみてください。
私のように英語力が一気にアップするかもしれません。
英会話力は上がる?
ところで英会話はどうかというと、こちらも上達しました。
日本語で考えて英語を話すということがなくなって、英語をそのまま聞いて、そのまま話せるようになりました。
(とは言っても、まだまだ日常生活が問題なくできるといった程度ですが)
またまたしつこく音楽にたとえますが
いきなり英会話をしようとするのは、基礎練習も練習曲も何もかもすっ飛ばして即興演奏や作曲をするようなものなのかも…と思います。
子どものうちは、それもアリかもしれません。
とは言っても、子どもであってもそれなりの量のインプットをしなければ突然英語を話し出すなんてことはありませんが。
我が家の息子の場合は、現地のプリスクールに通うようになって自分から会話をしだすまで、およそ1年半かかりました。
それまでは「サイレントくん」と担任の先生に評されるほど学校では静かな子だったようです。
それが、ある日突然爆発したように話し出したのです。
赤ちゃんが言葉を話すようになるまでと似てますね。
息子は英語を1年半、インプットして溜め込んでいたんだと思います。
大人の英語学習でも、インプットなくして英会話はできませんよね。
その点音読は、いろんな表現やフレーズを覚えるのに最適なインプット方法なのは間違いありません。
音読は同時にアウトプットの練習も兼ねてますしね!一石二鳥です。
何度もしつこいですが「英語絵本の読み聞かせ」なんて、こんなに楽しくて効率のいい学習方法は子育て中の大人にとってほかにないんじゃないかと思いますよ。
ピアノ経験者におすすめの英語絵本とは?
STEP into READINGシリーズはあくまで子ども向け
さて、ところで英語の絵本にはいろんなタイプがあります。
赤ちゃん向けのものから幼児向けのものもありますし、
小学校低学年になると、簡単な児童書を自分で読む練習が始まります。
そのときにアメリカの子どもたちがよく読むのがSTEP into READINGシリーズです。
こちらは文章の長さや単語のレベルによってそれぞれの絵本に1から5のレベルがつけられています。1はプリスクールからキンダー(幼稚園児)レベル、そして5は2〜4年生レベルです。
このシリーズのいいところは、レベルごとに子どもの興味を惹くディズニーやキャラクターものの絵本がたくさんあるところです。自分にぴったりのレベルで、難なく読むことができます。
我が家もこのSTEP into READINGシリーズはよく購入して、子どもたちに読ませています。
しかしこちらは読み聞かせ向きかといえば、ちょっと微妙なところ。
どちらかというと、フォニックスから読み方を学んで単語を初めて読み始める子ども向けです。
ネイティブの子たちは、学年ごとにフォニックスやサイトワードを少しずつ学んでいくので、STEP into READINGシリーズではそれに合わせた単語レベルで文章がつくられています。
そういうわけで、ある程度単語が読める大人はもっと自然な文章を音読したほうが練習になるな…というのが私の感想です。
特にピアノ経験者はフレーズやまとまり、全体の構成が気になるはずなので、STEP into READINGシリーズはあくまで子どものためのものと考えたほうがいいかなと思います。
フォニックスから入った子どもにはぴったりの英語教材ですよ♪
おすすめはコルデコット賞受賞作品で、レクサイル指数「AD」
対して、長年愛されてきた名作やベストセラー、そして文学賞を受賞した絵本などは作品としての完成度が高くて、音読するとなるほど美しいなと思うことが多いです。
特に、アメリカの児童文学賞のひとつであるコールデコット賞受賞作品はハズレなしの名作絵本が多いのでおすすめです。芸術的な挿絵がまた癒されるんですよね。もう何冊読んだかわかりません。
そんなコルデコット賞受賞作品の中でも、レクサイル指数の先頭に「AD」がついたものを選ぶのがおすすめです。
おすすめ作品3冊
コールデコット賞受賞作品の中で私が特にお気に入りの絵本を3冊ご紹介します。
(どれも難易度は高めの大作ですが、読み聞かせ向きなのでぜひチャレンジしてみてください!)
読み聞かせにぴったりの絵本を選ぶポイントは、レクサイル指数の先頭に「AD」がついたものを選ぶことです。
これは「Adult Directed」の略で、大人が読み聞かせることが推奨される絵本についています。
以下の3冊の絵本にはどれもこの「AD」がついています。
『Sylvester and the Magic Pebble』
『Where the Wild Things Are』
『Rapunzel』
ボリュームもあって読み聞かせにはちょっと大変ですが、ぜひ音楽を味わうような感覚で読んで欲しい絵本の紹介でした♪
まとめ
本記事は
ピアノを習うと英語力が上がるのか?
ピアノ経験者の大人の場合は?
これを、ピアノ経験者で30代主婦の私が英語に再チャレンジした経験をもとに検証してみました。
私の結論は
学習の仕方によっては英語力が上がる
でした。
ピアノ経験者は耳が鋭くて、音の微妙な違いやニュアンスを再現するのも得意なので、それを生かした英語学習をするのが効率がいいのではないかと思います。
おすすめはもちろん英語絵本の読み聞かせによる多読音読です!
ピアノ経験者の私は毎日3冊の読み聞かせで英語の苦手意識を克服、
そして英検準1級一発合格、日常生活に困らない程度の英会話力を得ることができました。
今では、英語絵本の読み聞かせは私の趣味のひとつです。
もしあなたがピアノ経験者なら、一度ピアノを演奏する要領で絵本を読んでみてはいかがですか?
音読することで世界が変わるかもしれませんよ♪
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