今回ご紹介するのはアメリカで最も著名な絵本作家のひとりであるDr. Seussの代表作、
『The Cat in the Hat』です。
ドクタースースを知らないアメリカ人はいないんじゃないかというくらい、アメリカ人なら誰もが知る絵本作家、それがDr. Seussです。
「現代のマザーグース」とも呼ばれる彼の作品には独特な韻のリズムがあります。
そのおかげで、読み聞かせるのも聞くのも楽しい1冊です。
アメリカの小学校でもよく読まれますし、子どもたちの小学校では年に数回、Dr. Seussの絵本にちなんだイベントが開催されますよ。
『The Cat in the Hat』あらすじ
ある雨の日、ふたりの兄妹が家で留守番をしながらつまらなそうに窓の外を眺めていました。
すると急に、1匹の帽子を被ったネコが家にあがりこみます。
ネコはふたりを楽しませようと勝手にあれこれやりはじめ、気がついたら家の中はめちゃくちゃに。
そのとき窓の外に、ふたりの母親が帰ってくるのが見えたから大変…!
『The Cat in the Hat』おすすめポイント
Dr. Seussの絵本の特徴は、その独特な韻とリズム。
(これはアナペストと呼ばれる英語の詩の韻が多く使われているためです)
アクセントを意識しながら読むことで、日本語の俳句を詠むときのような心地よさが味わえます。
登場する英単語は簡単なものばかりなので、英語の絵本の読み聞かせを始めたばかりの方に特におすすめです。
なかなか文章が流暢に読めない、という方はDr. Seussの絵本でリズムをつけて読む練習がとても効果的です。
繰り返しが多いので音読練習にぴったりですよ。
絵本は61ページというなかなかのボリュームですが、易しい英単語とテンポのよいリズムのおかげで案外スラスラと読めてしまうはずです。
カラフルなイラストも必見です!
『The Cat in the Hat』読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 430L
対象年齢:3〜7歳
Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています
『The Cat in the Hat』まとめ
タイトル | 『The Cat in the Hat』 |
著者 | Dr. Seuss |
本の長さ | 61ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 430L |
対象年齢 | 3〜7歳 |
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