ご紹介するのは、Jon Klassen著「I Want My Hat Back」です。
本作は、ビギナー読者向けの優れた絵本に授与されるGeisel Award(ガイゼル賞)のHonor(名誉賞)を獲得した作品なので、英語初心者の方には特におすすめの絵本です。
Geisel Awardについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
日本語訳(関西弁訳)も有名なのでご存知の方も多いかもしれません。
邦題は「どこいったん」です。
「I Want My Hat Back」あらすじ
ある熊が、自分の帽子を探してまわるお話です。
道ゆく動物に「Have you seen my hat?」(ぼくの帽子どこいったん?)
と聞きますが、なかなか見つからない帽子。
そしてふと、あることに気がついた熊は、大急ぎでもときた道を戻っていきます…
「I Want My Hat Back」おすすめポイント
本作は、小学校低学年のビギナー読者向けの絵本に対する児童文学賞であるGeisel Award(Geisel Award)で
Honor(名誉賞)を獲得しました。
ですので、英語初心者の方でも無理なく読める平易な英語で書かれているところがおすすめのポイントです。
また、語り口調で書かれているので、英会話で使える表現も学べます。
「Have you seen my hat?」も、ごく簡単な疑問文ながら、日常生活では欠かせない表現ですよね。
同様に「No. I haven’t seen your hat」(きみの帽子、しらんなぁ)
「OK. Thank you anyway」(へえ、さよか。気にせんとって、おおきに)
などの表現もセットで繰り返し登場するので、英会話の練習になりますよ。
(括弧内の関西弁訳は、日本語訳「どこいったん」より引用)
ほのぼのしたストーリーかと思いきや、ラストにかけてはどきっとするような緊張の展開もあり、なぜか何度読んでも飽きない絵本です。
「I Want My Hat Back」読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 90L
対象年齢:4〜8歳
Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています
「I Want My Hat Back」まとめ
タイトル | I Want My Hat Back |
著者 | Jon Klassen |
本の長さ | 40ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 90L |
対象年齢 | 4〜8歳 |
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