みなさんは、いざ英語の絵本を購入しようと思ったものの
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英語の絵本、そもそもどれを選べばいいのかわからない…
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英語初心者にも読みやすい絵本が欲しいけどどのレベルが最適??
そう悩んで、結局購入をあきらめたり絵本選びに失敗した経験はありませんか?
今回はそんなときにぜひ参考にしていただきたい、アメリカの児童文学賞のひとつ
Geisel Award(Theodore Seuss Geisel Award/ガイゼル賞)
についてご紹介します。
本記事を読んだら、もう迷わず絵本が選べるようになるはずです!
- 英語絵本の読み聞かせにはじめてチャレンジする人
- そもそもどの絵本を選べばいいかわからない人
- 易しすぎず難しすぎず、初心者にぴったりのレベルの絵本を探している人
- 失敗のない絵本選びがしたい人
Theodore Seuss Geisel Award(ガイゼル賞)とは?
Geisel Award(Theodore Seuss Geisel Award/ガイゼル賞)は、
アメリカ図書館協会の下位組織であるALSC(児童図書館サービス部会)によって運営されています。
前年にアメリカ国内で出版されたビギナー読者向けの絵本の中から最もすぐれた1冊が毎年選出され、その著者・イラストレーターに対して授与されます。
また、次点の候補作品にはHonor(名誉賞)が授与されます。
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この賞はDr. Seuss(ドクター・スース)として知られる世界的に著名な絵本作家Theodore Seuss Geiselの名を冠しており、ドクター・スース賞と呼ばれることもあります。
この賞の受賞作品が、英語初心者にとってもおすすめなんです。
ガイゼル賞受賞作品が初心者におすすめな理由とは?
このGeisel Awardは、児童文学賞の中でも特にビギナー読者向けの絵本に対して贈られる賞であるのが特徴です。
“Children want the same things we want: to laugh, to be challenged, to be entertained and delighted.”
引用:http://www.ala.org/alsc/awardsgrants/bookmedia/geisel
ー子どもたちは、私たちと同じように笑うこと、挑戦すること、楽しむことそして喜ぶことを求めている
このDr. Seussの言葉のように、ビギナー読者である子どもたちが読んでみたくなるような、そして子どもたちの創造性と想像力を掻き立てるような絵本がこの賞では選ばれるので、英語初心者でも無理なく読めます。
難しい単語も出てきませんし、内容はわかりやすくてワクワクするものばかり。受賞作品はどれも読みやすくて楽しい内容なので、これから英語絵本の読み聞かせを始めようと思っている方にはぴったりだと思います。
ガイゼル賞の目印は絵本に貼られたメダルシール
受賞作品には、こんなメダルシールが貼られています。
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メガネをかけたこの男性がDr. Seussです。
シールには金銀の2種類あり、金が受賞作品で銀が次点のHonorです。(Honorは毎年複数作品選ばれます)
児童文学賞はこのほかにもあって同様のメダルシールも存在するので、ぜひ注意深く絵柄を見てみてくださいね。
英語初心者にも読みやすい、平易な内容の絵本が選びたいならこのDr. Seussが目印のGeisel Award(ドクター・スース賞)受賞作品がおすすめですよ。
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我が家では子どもたちにもこのメダルシールについて教えたので、学校の図書の時間に見つけたら積極的に借りてくるようになりました。
長男が先日借りてきたのは2020年受賞作品のStop! Bot!でした。
ガイゼル賞の歴代受賞作品は?
このGeisel Awardは2006年からスタートした比較的新しい児童文学賞で、毎年1冊が選ばれます。
次点のHonor(名誉賞)は2〜5冊ほどが選ばれます。
ここでは受賞作品のみを年代降順にご紹介します。
年代 | 著者 | イラストレーター | タイトル |
---|---|---|---|
2022 | Corey R. Tabor | Fox at Night | |
2021 | David LaRochelle | Mike Wohnoutka | See the Cat: Three Stories About a Dog |
2020 | James Yang | Stop! Bot! | |
2019 | Corey Tabor | Fox the Tiger | |
2018 | Laurel Snyder | Emily Hughes | Charlie & Mouse |
2017 | Laurie Keller | We Are Growing! | |
2016 | David A. Adler | Sam Ricks | Don’t Throw It to Mo! |
2015 | Anna Kang | Christopher Weyant | You Are (Not) Small |
2014 | Greg Pizzoli | The Watermelon Seed | |
2013 | Ethan Long | Up, Tall and High! | |
2012 | Josh Schneider | Tales for Very Picky Eaters | |
2011 | Kate DiCamillo Alison McGhee | Tony Fucile | Bink and Gollie |
2010 | Geoffrey Hayes | Benny and Penny in the Big No-No! | |
2009 | Mo Willems | Are You Ready to Play Outside? | |
2008 | Mo Willems | There is a Bird on Your Head! | |
2007 | Laura McGee Kvasnosky | Zelda and Ivy: The Runaways | |
2006 | Cynthia Rylant | Suçie Stevenson | Henry and Mudge and the Great Grandpas |
読み聞かせは初めてで、無理なく読める易しい英語の絵本をお探しなら
まずはこの中から1冊選んでみてください。
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読みやすいだけでなくわかりやすくて楽しいストーリーなので、親子でお気に入りの1冊になるはずです♪
おすすめのガイゼル賞受賞作品をピックアップ
歴代の受賞作品17冊のリストを見てみてもいまいちピンとこない方のために、
特に私がおすすめしたい作品をピックアップしてご紹介します。
Honor(名誉賞)にもおすすめの絵本があるので、あわせてご紹介しますね。
An ELEPHANT and PIGGIE Bookシリーズ
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まずはなんといってもこちら。
Mo WillemsさんのAn ELEPHANT and PIGGIE Bookシリーズです。
こちらは全25巻ですが、そのうち2作品がGeisel Award受賞、そして5作品がHonorを獲得した、初心者のためのようなシリーズ作品なんです。
アメリカでは知らない子どもはいないほど、絶大な人気を誇るこの絵本。
大人の私もまんまとその魅力にはまって、気づけば全巻揃えてしまっていました。
このシリーズの最大の特徴は、ふきだしによる会話形式の絵本であるところです。
会話は主に、ゾウのGeraldとブタのPiggieのふたりによって繰り広げられます。
ふたりのふきだしは色分けされているので、どちらのセリフかも一目でわかるようになっています。
さらに、ふきだしの大きさや文字の装飾で抑揚のつけ方がわかるので、英会話の練習にもなってしまいます。
愛すべき登場キャラクター、そしてクスッと笑える楽しいストーリーも魅力です。
![](https://oyako-de-eigo.com/wp-content/uploads/2022/01/【初心者におすすめ】アメリカで大人気!英会話練習にもなる絵本【Elephant-Piggieシリーズ】-300x158.jpg)
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我が家も購入したかわいいブックスタンドつきの全25巻セットはおすすめです。
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Fly Guyシリーズ
Tedd Arnoldさん著の大人気のFly Guyシリーズで、
その中の「Hi! Fly Guy」と「I Spy Fly Guy!」がHonorを獲得しました。
こちらの絵本の主人公は、タイトルを見ての通りハエ。
我が家の息子たちはFly Guyシリーズが大のお気に入りで、今でも飽きずに繰り返し読んで欲しいとせがまれます。
(虫嫌いの私もこのハエのFly Guyはかわいくて大好きです!)
ところでアメリカの子どもたちは、小学校低学年からとにかくたくさんの量の読書をします。はじめは絵本から始めて、徐々にチャプターブックと呼ばれる児童書へと移行していきます。
チャプターブックとはいくつかの章から成る、挿絵の少ない児童小説です。
このFly Guyシリーズは絵が多く短い絵本ながら、ストーリーが小さなチャプターで分かれていて、プレチャプターブックのような構成になっているのも特徴です。
Fly Guyシリーズにはノンフィクションの内容(Fly Guy Presentsシリーズ)もあってこちらも子どもたちは大好き。
こちらはFly Guyと一緒に動物の生態や科学、はたらく車などについて学んでいく内容です。
シリーズもののいいところは、キャラクターに愛着を持つことで次から次へと読んでみたいという欲求が生まれることだと思っています。
我が子はFly Guyが好きなおかげで、こういったノンフィクションブックも楽しんで読むことができています。
大人にとってもノンフィクションは語彙を増やす意味でとてもおすすめなので、ぜひたくさん読んでみてください。
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Theodore Seuss Geisel Award(ガイゼル賞)まとめ
本記事は、英語の絵本選びで役立つGeisel Award(ガイゼル賞)についてご紹介しました。
Geisel Awardは、児童文学賞の中でも特にビギナー読者向けの絵本に対して贈られる賞なので、受賞作品は英語初心者の方に特におすすめしたい絵本ばかり。
平易な英語で書かれているだけではなく、絵やストーリーも魅力たっぷりなのできっとお気に入りの1冊が見つかるはずですよ。
もし絵本選びに迷ったときは、Geisel Award受賞作品の中からとっておきの1冊を見つけてみてくださいね。
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目印はドクタースースさんの顔のメダルシールです♪
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