ご紹介するのは、Tedd Arnoldさんの人気シリーズ、Fly Guyシリーズの中の1冊
I Spy Fly Guy!です。
Fly Guyシリーズの第1作は以前ご紹介したこちらです
本作I Spy Fly Guy!は、アメリカの児童文学賞のひとつである、Theodor Seuss Geisel Award(セオドア・スース・ガイゼル賞)でHonor(名誉作品)に選ばれた絵本です。
表紙の銀のメダルマークが目印です。
このTheodor Seuss Geisel Awardは、Beginning Rreader(読書初心者)向けの優れた絵本に対して贈られるのが特徴。初心者にも挑戦しやすい、楽しい内容ですよ。
『I Spy Fly Guy!』あらすじ
ある日、Buzz少年と彼のハエのペットFly Guyは、かくれんぼを始めました。
Fly Guyはいつものようにゴミ箱にかくれますが、すぐ見つかってしまいます。
一方のBuzzも物置に隠れたものの、Fly Guyはその小さな身体で隙間から物置に入ってすぐに見つけてしまいます。
そうしてかくれんぼを楽しんでいるうち、Fly Guyはゴミ収集車にゴミと一緒に回収されてしまいます。
Fly Guyの運命やいかに…???
『I Spy Fly Guy!』おすすめポイント
こちらはガイゼル賞の名誉作品に選ばれただけあって、初心者にも読みやすい、子どもがワクワクドキドキするような楽しい内容になっています。
子どもの遊びの定番かくれんぼがテーマになっていて、決まり文句
“I spy〜”
という表現が度々登場します。
これは「みーつけた」「みっけ」みたいな意味。
かくれんぼだけでなく、ウォーリーを探せのようなゲームでもよく使う表現です。
本作はそんな、子どもの遊びにも取り入れやすい表現が学べます。
日本語の絵本にもよくありますよね、ストーリーの中で隠れたキャラクターを探すような絵本。
子どもってそういう絵本が大好きですよね。
ストーリー性は薄いですが、英語がわからないお子さんでも「英語の絵本って楽しい!」って思えるような絵本です。
ぜひ、親子で楽しくFly Guyを探してみてください。
読み聞かせレベルと対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 310L
対象年齢:5〜6歳
Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています
『I Spy Fly Guy!』まとめ
タイトル | I Spy Fly Guy! |
著者 | Tedd Arnold |
本の長さ | 30ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 310L |
対象年齢 | 5〜6歳 |
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