ご紹介するのはアメリカで大人気の絵本、Fly Guyシリーズの第1作『Hi! Fly Guy』です。
Fly Guyシリーズの主人公は、なんとハエ。
虫嫌いの私ははじめこそ戸惑いましたが…汗
気づけば親子でかわいいハエのキャラクターのファンになっていました。
本作はアメリカの児童文学賞のひとつであるTheodor Seuss Geisel Award(ガイゼル賞)のHonor(佳作)に選ばれました。
この文学賞は、Dr. Seussの名で知られる絵本作家のTheodor Seuss Geiselの名を冠しています。(Dr. Seuss賞と呼ばれることもあります)
彼の遺した言葉にこんなものがあります。
“Children want the same things we want: to laugh, to be challenged, to be entertained and delighted.”
引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Geisel_Award
ー子どもたちは、私たちと同じように笑うこと、挑戦すること、楽しむことそして喜ぶことを求めているー
ガイゼル賞は、この言葉を満たすようなBeginning Rreader(読書初心者)向けの優れた絵本に対して贈られるのが特徴です。
【ガイゼル賞についてはこちらの記事で詳しく解説しています】
『Hi! Fly Guy』あらすじ
ある日のこと。
食べ物を探すハエと、かしこいペットを探す少年が偶然出会いました。
自由が好きなハエは訴えました「BUZZ(怒)」
少年は驚きました。僕の名前を知ってるなんて、なんてスマートなペットなんだ!
バズ少年とハエ(フライガイと名付けられます)はこうして出会いました。
『Hi! Fly Guy』おすすめポイント
こちらの絵本は先にご紹介したとおりGeisel AwardのHonorに選ばれた作品で、その賞にふさわしく初心者の読者にやさしい内容になっています。
平易な単語、表現に加えてわかりやすいストーリーになっているので、読み聞かせ初心者にも挑戦しやすい作品だと思います。
ハエというユニークなキャラクターが面白いのか、我が家の子どもたちはFly Guyシリーズがとにかく大好きです。
※ちなみに虫嫌いの大人もご安心ください。私は筋金入りの虫嫌いですが、この絵本は読めますしむしろFly Guyのファンになってしまいました。ハエですがかわいいです(笑)
そしてシリーズもののいいところは、どんどん次の話が読みたくなるところです。
こちらのシリーズはまだ完結していないので、親子で新作を読むのが楽しみでもあります。
↓こちらも初心者におすすめのシリーズです
『Hi! Fly Guy』読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 380L
対象年齢:5〜6歳
Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています
『Hi! Fly Guy』まとめ
タイトル | Hi! Fly Guy |
著者 | Tedd Arnold |
本の長さ | 32ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 380L |
対象年齢 | 5〜6歳 |
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