ご紹介するのは『Peanut Butter & Cupcake!』です。
著者Terry Borderさんの絵本はちょっとユニークで、写真が使われた実写絵本というのが特徴です。
登場キャラクターは食べ物。
その中でも、Peanut Butterをぬったパンが主人公の絵本は代表作で、シリーズで何冊か出版されています。
『Peanut Butter & Cupcake!』あらすじ
引っ越したばかりの主人公、Peanut Butterは遊び相手を探すことにしました。
道ゆくみんなに声をかけてみるものの、断られてばかり。
スプリンクルの砂場でお城を作っていたCupcakeにも断られてしまいます。
歩き疲れてベンチに座り、あきらめかけていたところにやってきた、その相手とは…
『Peanut Butter & Cupcake!』おすすめポイント
実写絵本がめずらしいのか、我が家の子どもたちはこの絵本が大好きです。
そしてこれはオチを言ってしまうことになりますが、最後にJelly(ジャム)をぬったパンに出会って一件落着となります。
Peanut Butter & Jellyのサンドイッチといえば、アメリカの子どもが大好きなランチの定番。
(日本で言うなら鮭おにぎりみたいな感じでしょうか?)
ピーナッツバター&ジェリーのサンドイッチといえば、アメリカのアニメやお話にもよく登場する、いわばアメリカの国民食。みんなが大好きでちょっと懐かしい、サンドイッチの定番です。
この組み合わせはベストコンビネーションをたとえる表現としてもよく使われます。
2021年のサンクスギビングで大統領から恩赦を受けたターキー2羽はピーナッツバターとジェリーと名付けられましたが、このアメリカンジョークはそもそもこのアメリカの国民食を知らないとわかりませんよね。
(ターキーに恩赦というのも、感謝祭の文化を知らないと何のことやらわかりませんね…!)
小さな常識の積み重ねがあるときふと英会話に役立ったりすることはよくあるので、
本作はそんな意味でもおすすめです♪
『Peanut Butter & Cupcake!』読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 AD680L
対象年齢:4〜7歳
Lexile指数についてはこちらで詳しく解説しています
『Peanut Butter & Cupcake!』まとめ
タイトル | 『Peanut Butter & Cupcake!』 |
著者 | Terry Border |
本の長さ | 32ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 AD680L |
対象年齢 | 4〜7歳 |
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