『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』
アメリカで誰もが知る絵本作家Dr. Seussの代表作です。
ドクタースースがアメリカでどのくらい有名かというと、小学校では彼の誕生日である3月2日を含む週が「ドクタースース週間」となって、毎日日替わりでイベントを行うほど。
子どもたちは絵本のキャラクターに扮したり、絵本にちなんだ面白おかしい靴下や髪型をして登校したりして盛り上がります。もちろん先生方も気合を入れた仮装をして、楽しいアクティビティを用意して待っています。
授業でもドクタースースの絵本は必ずといっていいほど取り上げられるので、一度も読んだことがないアメリカ人っていないのでは…?というほどです。
ドクタースースの絵本はどれも驚異のロングセラーでもあります。
本作『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』も1960年に出版されて以来、今なお愛されている絵本です。
60年以上前の絵本ってすごいですよね!親の世代どころか、祖父母世代から読み継がれている絵本とは。
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』あらすじ
One fish two fish red fish blue fish.
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』Dr. Seuss
Black fish blue fish old fish new fish.
This one has a little star.
This one has a little car.
Say! What a lot of fish there are.
特徴的な挿絵とともに、こんな文章から始まります。
読んでわかるように、ストーリー性はなく韻を楽しむ詩になっています。
気づけば、ドクタースースの独特な世界観に一気に引き込まれていきます…
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』おすすめポイント
ドクタースースの絵本の特徴は、声に出して読むとおもしろい韻とリズム。
それから、古さを感じさせないユニークでカラフルなキャラクターです。
一度読んだら忘れられない、癖になる不思議な魅力があります。
本作には、さまざまな対義語や前置詞が出てくるのも特徴です。
絵を見ながら、自然と使い方が身につくので大人にも子どもにもおすすめです。
それから、同じフレーズが何度もリズムよく繰り返されるので、読み聞かせを始めたばかりの方には特におすすめです。
私は読み聞かせを始めたばかりの頃、同じフレーズが一冊の本に何度も登場する絵本を特に選んで読んでいました。
こういう本は不思議なもので、一冊読むだけでも終わりの頃には口が慣れてくるんですよね。
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』もよく読んだ絵本のひとつで、今でもときどき子どもたちに読んでとお願いされる絵本です。
以下のふたつも何度読んだかわからない、ドクタースースの代表作です。
『Oh, the Places You’ll Go!』はちょっと哲学的で深い、私のお気に入りです。
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 270L
対象年齢:未就学児〜8歳
Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています
『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』まとめ
タイトル | 『One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish』 |
著者 | Adam Lehrhaupt |
本の長さ | 72ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 270L |
対象年齢 | 未就学児〜8歳 |
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どれも名作なので何度も読み返すはずです♪
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