今回ご紹介するのは、ウクライナの伝説にまつわるお話です。
『A Christmas Spider’s Miracle』
家族でウクライナについて話していて、子どもたちが真っ先に思い出したのがこの絵本でした。
あるウクライナの貧しい家族に起こった、クリスマスの朝の素敵な奇跡の言い伝えです。
どうか、一刻も早くウクライナに平和が訪れますように。
『A Christmas Spider’s Miracle』あらすじ
昔々、あるところにふたりの母親が住んでいました。
ひとりは、その日子どもたちに食べさせるものにも困っているお母さん。
そしてもうひとりは、子どもたちのために一生懸命はたらく、蜘蛛のお母さん。
その日は、クリスマスイブでした。
しかし貧しいお母さんは子どもたちにプレゼントを買ってあげることができません。そこで、何かいいものはないかと森に行き、そこで丁度いいサイズの小さなもみの木を見つけて家に持ち帰ります。
そこには、蜘蛛の親子が住んでいるのも知らずに…
『A Christmas Spider’s Miracle』おすすめポイント
本作のおすすめポイントは、ウクライナのすてきな文化を学べるところです。
ネタバレになってしまいますが、この言い伝えを簡単に説明すると、貧しい家の母親が持ち帰ったもみの木にくっついていた蜘蛛がクリスマスの朝までに糸を張り巡らし、クリスマスの美しいデコレーションをつくってくれたというお話です。
私はこのウクライナの言い伝えを知りませんでしたが、このお話がとっても気に入ってしまいました。
ウクライナではこのお話にちなんで、クリスマスツリーに蜘蛛の巣のオーナメントを飾るそうです。
クリスマスツリーに蜘蛛の巣!?と思っちゃいますが、このお話を知っているとなんて素敵でピースフルなオーナメントなんだろう!と思えますね。
私もいつか蜘蛛の巣のオーナメント、欲しいです♪
『A Christmas Spider’s Miracle』読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢
リーディングレベル:Lexile指数 (不明)
対象年齢:5〜7歳
Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています
『A Christmas Spider’s Miracle』まとめ
タイトル | 『A Christmas Spider’s Miracle』 |
著者 | Sally Grindley |
本の長さ | 32ページ |
リーディングレベル | Lexile指数 (不明) |
対象年齢 | 5〜7歳 |
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