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子どもの自尊心を育てるストーリー『Giraffes Can’t Dance』

ご紹介するのは『Giraffes Can’t Dance』(Giles Andreae著)です。

著者のGiles Andreaeさんはイギリスの絵本作家で、本作は彼の代表作。
アメリカでも人気の絵本のひとつで、書店の絵本コーナーでは必ず目立つところに置かれている絵本です。

目次

『Giraffes Can’t Dance』あらすじ

キリンのGeraldはその長細くて曲がったあしのせいで踊るのが苦手でした。

でもダンスが大好きなGeraldは、年に一度の森のダンスパーティーでみんなの前で思い切って踊ってみることにしました。

森の動物たちはそれをみてGeraldをバカにします。
みんなが楽しそうにダンスを踊るのをみてすっかり自信をなくしてしまったGeraldは、ダンスパーティーを抜け出してひとり家路につきます。

しかしGeraldは森の中で、自分だけのダンスを見つけます。
そして、再びダンスパーティーへと戻ります…

『Giraffes Can’t Dance』おすすめポイント

この絵本のおすすめポイントはその素敵なストーリーです。

みんなと同じように踊れず、すっかり自信を失ってしまうGerald。しかし、森の中で出会った1匹のコオロギが彼に言います。

「Sometimes when you’re different, you just need a different song(あなたがひとと違うなら、そのときはただ違う曲が必要ってこと)」

そして彼は、森が奏でる自然の音楽に耳を澄ませて、それに合わせて自分だけのユニークなダンスを踊りはじめます。


みんな違って、みんな素晴らしい。
そんなシンプルなメッセージがとてもいいなと思って、私はこの絵本をよく読んでいます。


イラストはGuy Parker-Reesさんですが、彼の挿絵も素敵です。
可愛くて、そしてダイナミックです。

私はGeraldが森の音楽に耳を澄ませるシーンの絵がとても好きです。

『Giraffes Can’t Dance』読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢

リーディングレベル:Lexile指数 AD570L
対象年齢:5〜6歳


Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています

『Giraffes Can’t Dance』まとめ

タイトルGiraffes Can’t Dance
著者Giles Andreae
本の長さ30ページ
リーディングレベルLexile指数 AD570L
対象年齢5〜6歳
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