ご紹介するのはTroy Cummings著『Can I Be Your Dog?』です。
こちらはアメリカの小学校に通う長男が授業で読んで気に入ったそうで、学校で定期的に開催されるBook Fairというイベントのときに自分で選んで購入してきました。
長男が人生で初めて自分で選んだ本という思い出補正もありますが、この絵本はとても素敵なストーリーで、何度も繰り返し読むほど私もお気に入りの絵本です。
『Can I Be Your Dog?』あらすじ
Arfyという野良犬が、
新しい飼い主探しのためにButter Nut Streetに立ち並ぶ家々に手紙を書いて送るというお話です。
Arfyからのお手紙と、それに対するそれぞれのお家のお返事という、
絵本にはちょっとめずらしい往復書簡形式になっています。
Arfyは、無事飼い主を見つけることができるのでしょうか?
最後はとっても素敵な、心温まるハッピーエンディングです。
『Can I Be Your Dog?』おすすめポイント
この絵本のポイントはなんといっても往復書簡形式であることです。
アメリカ現地校の小学1年の長男の宿題を見ていて気づいたんですが、
Writingの授業で手紙の書き方というのを学んでいました。
こちらは長男の宿題です。
スペルミスや文法ミスが多々あって読み辛いですが…面白いなぁと思ったので載せてみます。
宿題の内容はこうでした。
誰かに対して、どういう問題があってどう解決してほしいかを手紙にしなさい、というもの。
息子は先生に対して、
クラスがうるさくて問題だ。先生がそこにいないのが原因だ。この問題を解決してください。
…という内容の手紙を書いたみたいです。
結びの言葉(closing word)のsincerelyもスペルミスしながらも使いこなしていて思わずクスッと笑ってしまいました。
このように、アメリカでは手紙の書き方というのを小学1年生から学ぶので、それが自然と学べるこの絵本はとてもいいなと思ったのでした。
『Can I Be Your Dog?』リーディングレベル(Lexile指数)と対象年齢
読み聞かせレベル:Lexile指数 530L
対象年齢:3〜7歳
Lexile指数についてはこちらをどうぞ
『Can I Be Your Dog?』まとめ
タイトル | 『Can I Be Your Dog?』 |
著者 | Troy Cummings |
本の長さ | 40ページ |
リーディングレベル | Lexile measure 530L |
対象年齢 | 3〜7歳 |
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