- 読み聞かせにおすすめの英語絵本が知りたい
- これまで何冊か英語絵本を購入したものの、子どもが興味を示さず失敗した
- 子どもにもわかりやすくて、かつある程度読み応えのある絵本が知りたい
- 『Mr. Men and Little Miss』シリーズがどんな絵本なのか知りたい
こんにちは
英語絵本の読み聞かせで親子で英語多読に取り組んでいるeikoです
とつぜんですが、
みなさんはイギリスの『Mr. Men and Little Miss』という絵本シリーズをご存知ですか?
『Mr. Men and Little Miss』は、イギリス人のRoger Hargreaves氏によって描かれた大人気の絵本シリーズ。人間の持つ様々な性格をそれぞれ表現する、個性豊かなキャラクターたちが登場するのが特徴です。
50年前に誕生したこのシリーズはイギリスの国民的絵本となり、現在では日本をはじめ全世界で15カ国語に翻訳され、30カ国以上で累計2億冊以上も販売されているんだとか。
2億冊とは…すごいですよね。
そんな、世界中の子どもたちに愛される『Mr. Men and Little Miss』シリーズに最近
我が家の7歳と5歳の息子たちが大ハマりしています。
くる日もくる日も、Mr. Menを読んで欲しいとせがまれるのです。
私も毎晩読むうちになるほど、この絵本がなぜこれほど子どもを惹きつけるのかがわかってきました。
同時に、世界中のパパやママがこの絵本を好んで選ぶ理由もわかってきました。
そこで本記事では
イギリスの国民的絵本で世界中の子どもたちに愛される『Mr. Men and Little Miss』の大人気のヒミツついて、
徹底解剖しようと思います♪
『Mr. Men and Little Miss』シリーズとは?
『Mr. Men and Little Miss』は、イギリス人のRoger Hargreaves(ロジャー・ハーグリーブス)氏による大人気の絵本シリーズです。
50年前に誕生したこのシリーズはイギリスの国民的絵本となり、現在では日本をはじめ全世界で15カ国語に翻訳され、30カ国以上で累計2億冊以上も販売されています。
誕生のきっかけは長男のある一言
ロジャー氏の息子のアダムくんがある日、朝ごはんを食べているときにこんなことを聞いてきました。
「ねえパパ、tickle(こちょこちょ)ってどんなふうに見えるの?」
その一言にインスピレーションを受けて誕生したのが
『Mr. Men and Little Miss』シリーズの記念すべきキャラクター第1号、Mr. Tickleでした。
絵本は一躍イギリスで人気となり、
『Mr. Men and Little Miss』絵本シリーズはその後どんどん仲間たちをを増やしていきました。
Mr. Tickleが誕生した当時8歳だった息子のアダムくんもその後制作に携わり、Mr. Goodをはじめとする新しいキャラクターを作りだしました。
親子2代でキャラクター制作なんて、素敵ですよね
個性豊かなキャラクターたちの人気のヒミツ
『Mr. Men and Little Miss』に登場するキャラクターは、人間それぞれが持つ個性豊かな性格や特徴を持っています。
ミスター・ハッピーは文字通り、いつもハッピー。
リトルミス・ハグは、ハグが大好きな女の子。
とても興味深いのは、キャラクターの個性は必ずしもポジティブなものばかりではないことです。
ミスター・グランピーは気難しいし、ミスター・メッシーは片づけが苦手でお風呂嫌い。
リトルミス・バッドなんていう、いたずら好きの悪い子ちゃんまでいるんです。
どんな個性のキャラクターも決していい/悪いと決めつけられず、
そして否定されることなく物語の中で共存しているんですね。
互いを認め合うこと、そしてありのままを受け入れること。
見た目も中身もまるで違う100あまりのキャラクターたちは、小さな子どもたちにも自然と、決して押し付けがましくなく「多様性」や「個性」、そして人付き合いについてを教えてくれます。
そんなところが、子どもたちだけでなく絵本を選んで読み聞かせるパパやママの支持を得ている理由なんだなと思いました。
世界でながく愛されているのには理由があるんですね。
Mr. MenとLittle Missそれぞれのコンプリートコレクションは可愛い専用ボックスにそれぞれたっぷり入って驚きの価格です。(1冊200円程度!)
しばらくは読み聞かせ絵本に困らずに済みそうですよね。
イラストもおしゃれで可愛いので、クリスマスプレゼントにもいいですね♪
『Mr. Men and Little Miss』読み聞かせレベルは?長さは?
そんな、子どもにも大人にも愛される『Mr. Men and Little Miss』
気になる英語のレベルはというと
AD500〜AD700(Lexile Measure/レクサイル指数)程度のものが大半でした。
※洋書を選ぶ上で必ず知っておきたい、英語レベルの指標であるLexile Measure(レクサイル指数)については、こちらの記事で詳しく解説しています。
英語の絵本を読むのがまったくの初心者だとやや難しいかもしれませんが、ある程度慣れた方にはぴったりのレベルだと思います。
絵本の長さは長過ぎず短過ぎずで、小さなお子さんでも集中力が途切れることなく読みきれる内容だと思います。(絵本の対象年齢は3〜7歳です)
私の場合は『Mr. Men and Little Miss』シリーズの絵本を1冊読むのにだいたい5分程度かかっています。
ページ数はほとんどが32ページです。
『Mr. Men and Little Miss』でおすすめの絵本は?
お得なのはコンプリートコレクション
私の経験上、シリーズものははじめから揃えておいた方が子どもの興味や読みたいという欲求も増すので、まとめ買いがおすすめです。
(あとから残りを揃えるよりもお得なことが多いです)
『Mr. Men and Little Miss』シリーズは、『Mr. Men』と『Little Miss』のふたつのコンプリートセットがありますが、男の子には『Mr. Men』、女の子には『Little Miss』がおすすめです。(Little Missには女の子らしい可愛いキャラクターがたくさん登場します)
とりあえず我が子の反応を確かめたい…という人には
でも、まとめて購入はちょっと勇気がいるな…という方のために、
実際に読んでみてよかった絵本を中心に何冊かご紹介します。
Mr. Tickle
『Mr. Men and Little Miss』の原点はぜひ読んでいただきたい1冊。
くすぐるだけじゃない、ながーい手のユーモアある利用法に子どもたちは「こんな手が欲しい」といつも盛り上がります。
Little Miss Sunshine
いつもおひさまみたいに陽気なLittle Miss Sunshineのお話。
ある日旅行からの帰り道、国中がいつも悲しみにくれているMiserylandという国を見つけて、尋ねてみることに。そして、彼女の持ち前の明るさでみんなを笑顔にしていきます。
キャラクターがとても可愛くて、私のお気に入りの1冊になっています。
Little Miss Hug
彼女はハグをするのが大好きな女の子。どんな人でも不思議とぴったりとフィットする特別な腕で、みんなをハグしては癒すのが得意でした。
しかしMr. Grumpyだけはそうはいきません。
無事、彼女はMr. Grumpyをハグすることはできるのでしょうか…??
Mr. Messy
片付けが苦手でだらしない男の子のお話。
ある日、彼はとってもきれいで片付いた家を見つけます。その家の家主はMr. NeatとMr. Tidy。お掃除のプロでした。
Mr. Messyを見たふたりは、彼の家を片付けてあげることにしました…
ユーモアあるストーリーは子どもたちのお気に入り。
『Mr. Men and Little Miss』はAmazon Kids+でも読める!
もし電子書籍での読み聞かせに抵抗がなければ、定額サブスクリプションサービスAmazon Kids+(アマゾンキッズプラス)でこの『Mr. Men and Little Miss』シリーズの絵本が読めます。
実は我が家も現在Amazon Kids+を利用中。『Mr. Men and Little Miss』のほとんどを電子書籍で読んでいます。
月額980円(プライム会員なら480円)で子ども向け電子書籍読み放題、動画や知育アプリ等使い放題なので、毎日の読み聞かせネタに困っている人にはとってもおすすめのサービスです。
(ちなみにFireタブレット等一部の端末でしか利用できないのでご注意ください。iPadは対象外です)
我が家は現在、毎日英語2冊と日本語3冊をこのアマゾンキッズプラスの電子書籍で読んでいるので、十分すぎるほど元をとっています!
Amazon Kids+(アマゾンキッズプラス)とはどんなサービス?
我が家も利用中のAmazon Kids+(アマゾンキッズプラス)については
こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください
Amazon Kids+(アマゾンキッズプラス)ではどんな本を読んでる?
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最近の英語の絵本は『Mr. Men and Little Miss』シリーズが大部分を占めています笑。
息子たち(7歳と5歳)がそろって大ハマりしているので、たくさんの数が刊行されていて長く楽しめるシリーズものはとてもありがたいです♪
まとめ
50年前に誕生したこのシリーズはイギリスの国民的絵本『Mr. Men and Little Miss』について徹底解剖しました。
人間の持つ様々な性格をそれぞれ表現する、個性豊かなキャラクターたちが登場するのが特徴の本シリーズは、大人も子どもも楽しめて毎日の読み聞かせにぴったりです。
内容はシンプルでわかりやすく、多様性や個性の尊重などの大切なメッセージを学ぶことができます。
100冊あまりの絵本が刊行されているので、お子さんがハマったらチャンス。
毎日どんどん読んで、親子で英語多読してみてくださいね♪
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