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英語の有名なnursery rhyme(わらべうた)が登場するお話『Cindy Moo』

ご紹介するのはLori Mortensen著「Cindy Moo」です。


こちらは、次男の担任の先生にお引っ越しのときにプレゼントでいただいた思い出の絵本。
読んでみると、ストーリーに先生のメッセージを感じて胸がいっぱいになりました。

目次

『Cindy Moo』あらすじ

ある晩、女の子はあるわらべうたを歌いました。
それを聞いた農場の牛たちは、その内容を巡って大議論になります。

なぜなら、その中に「牛が月を飛び越える」っていう一節があったからです。

牛たちは口々に「そんなばかな」「そんなのできっこないよ」と言います。
でもCindy Mooは違いました。「なぜ牛が月を飛び越えられないっていうの?」

それからCindy Mooはあの手この手を使って、月を飛び越えようとします。
しかしなかなか上手くいきません。

ついには、雨雲で月が見えなくなってしまいます…

『Cindy Moo』おすすめポイント

この本には冒頭に、とても有名な英語のnursery rhyme(わらべうた)が登場します。

“Hey Diddle Diddle, the cat and the fiddle
The cow jumped over the moon.
The little dog laughed to see such sport
And the dish ran away with the spoon.”

「えっさかほいさ、ねこにバイオリン
めうしがつきをとびこえた
こいぬはそれみておおわらい
そこでおさらはスプーンといっしょにおさらばさ」(谷川俊太郎さん訳)


このように、このわらべうたには特に意味はなく韻を踏んだ言葉遊びなんですが
これを聞いた牛たちがどういうことなのかと大騒ぎするという、かわいいお話です。


実は私はこのわらべうたを当初知らずに読んでいたんですが、長男が「この歌知ってる!」と気づき、そういうことだったのか〜と勉強になりました。
(その後、たくさんの絵本を読んでいく中でこのわらべうたのモチーフは英語の絵本には本当によく登場することを知りました。大定番のわらべうたは、知っていると英語の絵本がより楽しめると思いますよ♪)


そして、自分を信じて努力を続けたCindy Mooからは人生の教訓も学べます。

読み聞かせレベル(Lexile指数)と対象年齢

リーディングレベル:Lexile指数 AD540L
対象年齢:4〜8歳


Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています

『Cindy Moo』まとめ

タイトルCindy Moo
著者Lori Mortensen
本の長さ32ページ
リーディングレベルLexile指数 AD540L
対象年齢4〜8歳
created by Rinker
HarperCollins
¥10,449 (2024/04/20 13:21:49時点 Amazon調べ-詳細)

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