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【アメリカで大人気のHow to Catchシリーズ】ターキーの運命やいかに!?『How to Catch a Turkey』

ご紹介するのは、アメリカで大人気の絵本How to Catchシリーズの1冊です。
『How to Catch a Turkey』

著者のAdam Wallaceさんはオーストラリア出身、アメリカで活躍する絵本作家。
代表作のHow to Catchシリーズは、各回さまざまなイベントにちなんだキャラクター、そしてユニコーンなどの想像上のキャラクターを捕まえるために子どもたちが奮闘します。


我が家の子どもたちはこのシリーズが気に入ったので、思い切って全巻そろえました。本作はサンクスギビングの料理には欠かせないターキー(七面鳥)を追いかけるというストーリーで、子どもたちのお気に入りの1冊です。

目次

『How to Catch a Turkey』あらすじ

ある小学校では、サンクスギビングのイベントに向けて準備の真っ最中。
イベントの目玉である劇では、本物のターキーが登場する手はずになっていました。

しかし、すきをついて逃げ出すターキー。
生徒たち、そして大人たちも必死になってあの手この手でターキーを捕まえようとします。

ターキーの運命やいかに…?

『How to Catch a Turkey』おすすめポイント

このHow to Catchシリーズは、アメリカのイベントについて楽しく学べる絵本が多いのがおすすめのポイントです。
アメリカでは欠かせない行事であるイースターやセントパトリックデー、それから日本では馴染みのないtooth fairy(乳歯が抜けた夜にやってきて、歯とひきかえにお金をくれる妖精)などが楽しく学べます。(大人にとっても興味深いものばかりですよ)


本作はサンクスギビングのお話です。

長男は現在アメリカの小学校に通っていますが、サンクスギビング前にはターキーのお話や工作、宿題などが出されるんですね。そこで共通するのが、ターキーに対するなかなかブラックなジョーク。

一昨年は、サンクスギビングディナーにされないために、ターキーとわからないように変装させて!という工作が宿題。これはアメリカの小学校低学年の子たちへの定番のお題のようですが、個人的にはなかなかハードなジョークだなと思ったものです(^_^;)


また、毎年大統領がターキーに恩赦(pardon)を与えるというのも定番のジョークイベント。


このように、日本人からするとなかなか理解し難いカルチャーですが、絵本ではもっとソフトにこのジョークが取り上げられていました。
もちろん、ターキーは難を逃れてディナーにされることなくハッピーエンドですのでご安心を!

『How to Catch a Turkey』読み聞かせレベルと対象年齢

リーディングレベル:Lexile指数 560L
対象年齢:5〜6歳


Lexile指数についてはこちらの記事で詳しく解説しています

『How to Catch a Turkey』まとめ

タイトルHow to Catch a Turkey
著者Adam Wallace
本の長さ32ページ
リーディングレベルLexile指数 560L
対象年齢5〜6歳
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