- phonics(フォニックス)と同時に身につけるべきsight words(サイトワード)とは?
- サイトワード、どうやって覚える?おすすめの教材が知りたい
- おうち英語、どうやってすすめたらいいか行き詰まっている
- 子どもに英会話と同時にそろそろ読み書きも教えたい
こんにちは!
みなさんは、sight words(サイトワード)というのをご存知ですか?
私はアメリカで子育てするまで知りませんでしたが、ネイティブの子どもたちがフォニックスと同時に学ぶのがこのサイトワードだと知りました。
ということで本記事は、英語の読み書きに必須の知識であるsight words(サイトワード)について、徹底解説したいと思います!
我が家が使ってよかったおすすめ教材もご紹介します!
sight words(サイトワード)とは?
sight words(サイトワード)とは、
ネイティブの子どもたちが小学校で学ぶ「頻出単語」「重要単語」のことです。
sight(視覚)words(単語)=目で見て瞬時にわかる単語を増やして、読み書きのスピードを上げるのが目的です。
sight words(サイトワード)はフォニックスと同時に身につけるべきもの
先日、読み書きの第一歩であるphonics(フォニックス)についてご紹介しました。
フォニックスとは、簡単に言うと「発音とアルファベットを結びつけるルール」のことです。
アルファベットと実際の発音が一致しない英語は、まずはフォニックスを覚えることが読み書きの第一歩です。
では、フォニックスさえ身につければ何でも読めるようになるかというと、実際はそうではありません。
英語にはフォニックスのルールでは読めない例外の単語(trick words)があって、それはサイトワードとして丸暗記する必要があるんですね。
ですので、サイトワードにはこの例外のtrick wordsが多く含まれていて、子どもたちはフォニックスと並行して少しずつ身につけていきます。
まず覚えるべきは100のsight words(サイトワード)
日本では、小学校に入るとひらがな、カタカナ、そして漢字を学んでいきますよね。
英語には27文字のアルファベットしかありませんが、単語を読むためにはまずはフォニックスとサイトワードを知らないと、アルファベットを知っているだけでは読めない言語です。
サイトワードには学年ごとに覚えるべき単語というのがあります。
子どもたちの通う学校では定期的にサイトワードの小テストがあって、私も家で毎週のようにテスト勉強のサポートをしていました。
サイトワードを覚えるのって、日本の小学生が漢字を覚えるのに似てるんです
子どもたちの学校の場合ですが、
最初の小学校2年間(キンダーと1年生)で学ぶサイトワードの数は合わせて約100単語でした。
たった100単語ですが、これが英語で一番よく使われる最頻出の単語でもあります。
なので、これと基本的なフォニックスさえできるようになると、簡単な本が自分で読めるようになるのはもちろん、すらすらと作文もできるようなるんです。
英語の読み書きの一番大事な基礎が、この2年間でできるんだなと子どもたちを見ていて実感しました。
まずは、フォニックスに並行してこの最頻出の100単語を覚えるといいですよ。
これを覚えるだけで、読み書きのスキルがぐっと上がります。
学校の方針や教材によって単語は多少違うこともありますが、最初の100単語はだいたいこんな内容です。
どれも、日常でよく使う頻出単語ばかりです。
sight words(サイトワード)おすすめ教材3選!
サイトワード、どんなものかわかったけど実際どうやって子どもに教えたらいいの…??
そう心配している方はご安心ください!
日本の漢字学習のように、サイトワードは小さな子どもたちが必ず学んで覚えなければならないものなので、
そのための教材は豊富に揃っています♪
我が家が使ってよかった教材をご紹介しますね。
フラッシュカード
まずはなんといってもフラッシュカードです。
フラッシュカードはどれも扱う単語は同じなので気に入ったものを選んでいただいて大丈夫ですが、
レベルがあるのでお気をつけください。
まず最初に覚えるべき、一番下のレベルの約100単語を選んでください。
(カードによっては、その次のレベルとセットになったものもあります)
子どもの担任の先生にどうやって学習したらいいか質問したことがあるんですが、
「最初のうちはきちんとスペリングできる必要はない、とにかく目で見て読めて、意味がわかればOK!」
とアドバイスをいただいたので、我が家ではフラッシュカードを使っていました。
ひとつずつ子どもに読んでもらうのはもちろん、かるたのようにしてもよく遊んでいました。
私が単語を読んで、それを探すというシンプルな方法です。
我が家の子どもたちはカードゲームが大好きなので、これは本当に嫌というほどよくやらされました…。
ワークブック
こちらは長男も次男も使った、お買い得なワークブックです。
全編カラーの47ページで、文字をなぞったり色を塗ったり、単語を選んだりの簡単な内容です。
お子さんにも負担なく楽しんで取り組めるような内容だと思います。
我が家は朝にワークブックをするのを日課にしていて、こちらもその一環で取り組みました。
我が家は以下のワークブックも使っていました。
こちらはサイトワードに特化したものではなく総合的な内容ですが、子どもたちは気に入って毎日解いていましたよ♪
絵本
こちらは、サイトワードの練習用の絵本として大人気のシリーズです。
25冊の短くて小さな絵本がセットになっていて、フォニックスやサイトワードを学び始めたばかりの子どもでも簡単に読める内容になっています。
こちらはレベルHまであるので、徐々にステップアップが可能。(我が家はAしか使いませんでした)
こちらも同じく25冊の絵本セットです。
子どもたちは自分で読めたという達成感が嬉しそうだったので、ほとんど同じ内容だとは知りつつこちらも追加で購入しました。
挿絵はオックスフォードリーディングツリーっぽい、素朴な雰囲気です。
ある程度読めるようになってきたら、我が家では簡単なふきだし絵本をよく読ませていました
まとめ
本記事では、サイトワードと並行して覚えるべきSight Words(サイトワード)についてご紹介しました。
そして、サイトワードを覚えるために便利な教材3選もご紹介しました。
フォニックスもサイトワードも知らずに英語を学習してきた私たち親世代としては、どちらも経験がなくてわからない…と嫌煙してしまうかもしれません。
ですが、これから英語を学ぼうとしている子どもにとってはフォニックスもサイトワードも、絶対に通るべき道だと私は思います。理由は、ネイティブの子どもたちでもこれをしっかりと身につけてこそ、ちゃんとした読み書きができるようになるからです。
親がよくわからなくても大丈夫!優秀な教材がたくさん揃っているので、ぜひ活用してみてくださいね!
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